隔年や毎年1人づつ日本からの留学生を受け入れるLACｓから毎年複数の日本人留学生を受け入れる大きな総合大学がありますが、日本の古くからの文芸を実演してくれる生徒がいないと残念がられるコメントを聞きます。ニューヨーク近辺や西海岸だと幾つも機会があるのでしょうが、多くの米国大学は地方にあるため、この様な期待が生まれるのでしょう。
大学で日本人が集まり、文化の紹介や簡単な食事の催しをする機会があります。女性が着物姿になると喜ばれます。しかし、最近は日本の事を良く知っているアメリカ人が増えていますので、日本から志願される方は何か1つ手習いをして課外活動の中に入れると喜ばれるのではないでしょうか。さすがに多くの日本人留学生が長年受け入れられて、多くのアメリカ人は日本の政治、文化、風習と知っています。インターネットやテレビで多くの事を見聞きしています。しかし、目の前で実演を見るのはインパクトが違うでしょう。
最近は、各町に空手道上があり空手はもう目新しく思われなく、何が米国人に興味を与える物かは指定しかねます。唯２つほど人気が有ったのは、茶道と剣道です。どちらも道具が必要ですが、驚くほど話題を呼びました。お茶会を催した時は、多くの教授とその家族の方々が参加されました。剣道はアメリカ人に不思議な魅力を持つ「武士道」とイメージを重ね、スポーツの激しい動きもあり、物凄い印象を与えていました。偶々3人の経験者がいて実演したのですが、1人が女性で、実演中休みに面を外して長い髪を下ろし、観客が女剣士と分かった時の観衆の反応は驚く程でした。1回きりの日本文化に興味のある人達へだけの紹介イベントが、学長まで現れ3回も行う大きなイベントになっていました。
留学生がこの様なイベントを毎年行う等と期待できませんが、何か日本文化を実演で紹介できると素晴らしいでしょう。また、課外活動の1つにあれば良い印象を与えるのではないでしょうか。競争力の1つになるでしょう。
米国在住の日本人後子息が日本語学校・補習校に通うのは非常に貴重です。一般な東洋系アメリカ人では無く、日本文化を理解した多種文化経験者として貴重に待遇してもらえます。これは合格者用学校招待時に、私の子供の進学した上位10ランキング大学の試験管からのコメントでした。高等課まで進み、補習校のイベントに率先して参加することです。
返信削除こんにちは、匿名Kです。
返信削除剣道と茶道がアメリカ人に人気との事、うれしいです。
うちの子供達は、茶道と書道をやっています。補習校も続けています。日本に住む子供達には英検がブームだそうですが、アメリカ生まれのうちの子は漢検一級合格を目指しています。おもしろいですね。日本の事を知ってほしいと始めた和のお稽古ですが、今では子供達の人生に欠かせないものとなりました。その上、大学進学時にもプラスになるとしたら、本当に有難いことです。二言語、二文化を理解する日系人の子供達が、どのように大学や社会に受け入れられるのか、アメリカや日本の社会はそういう彼らをどのように活用するのか、興味深いです。
日本からの留学生は、欧米の真似をするばかりでなく、本物の日本の文化や知識を習得し、海外に羽ばたいていただきたいです。アニメやゲーム、お寿司などの昨今の日本ブームにより、日本語の上手な外国人はたくさんいます。彼らは、本家本元の日本人から、本当の日本の知識を得ることを望んでいます。彼らの知識欲を満たせるような、本物の日本人になりたいですね。
茶道と書道ですか。うらやましいです。私の子供達は補修校には最後まで通いましたが、手習いはできませんでした。しかし、日本人達による組織に参加して、地域活動に参加していました。
返信削除私も子供が合格後、地域担当のアドミッションオフィサーと話す機会がありましたが、子供の書いているエッセイとこの活動を覚えているのには驚かされました。他国の親を持っているだけだったり背景があるだけでは魅力がないようで、「どれだけ他文化内での活動を経験していて、将来多文化を理解したうえ協同活動に貢献できる」可能性を強調されていました。
外人が珍しい時代ではありません。勉強だけする（勉強だけできる）外国人や東洋人は魅力に欠けるのでしょう。