8/30/2011

プライベートカウンセラー

最近は、日米問わず「優れた」大学に進む事は大事とされ、「査定過程において優位」と成り得るアドバイスを求め大学進学業界関係専門家に投資する家庭が増えてきました。プライベートな有料カウンセラーが主でしょう。彼らによって提供されるサービスは、家庭教師、標準テストの準備、自己査定、出願先大学選択援助、エッセイの手助け、受験過程の総合援助、生徒が必要とする特別なサポートと多岐に渡ります。多くの優れた高質なカウンセラー達が全国にいます。また、多くの詐欺師的な助言者もいます。「買い手の用心」が必要です。

NYTimes記事「Coaching and Much More for Chinese Students Looking to U.S.」で米国有名大学志願者である中国人達によるプライベートカウンセラー使用例が紹介されています。中国人志願者間の競争も激しく、米国の査定基準の違いを良く理解されたカウンセラーを雇い、米国名門大学の求め期待している書類構成を心がけているのがうかがえます。高考を例に、東洋の学力最重要的発想やテストの点数順位思考から程遠い不慣れな米国審査を優位に乗り切る手段としています。しかし、中国人に限った事では無く、米国内でも多くの上流や高所得者階層の家庭はプライベートカウンセラーを雇い「査定過程において優位」なアドバイスを得ているのも現実です。

ここにプライベートカウンセラーを考慮する上での注意点とされる事柄を紹介します。

大学受験の専門家や知識人と大学受験関係資料は既に貴方の子供の高校や近くの公立と私立教育関係機関で無償で利用できるよう用意されている可能性があります。見落としていないか周りの方々に尋ねてみましょう。意外と貴方の関係している教育機関にプライベートカウンセラーと同等な資格を持った者達がおられます。先ず、彼らから利用しましょう。

意味あるプライベートカウンセラーとの接触にしましょう。何の助けを求めているのか確かめましょう。高校のカウンセラーでは本当に助けに成らないのでしょうか。お子さんに特別に必要で取り組まなければ成らない手助けでしょうか。 もしかして、親としての貴方に大学受験過程を解説し安心感を与えてくれる方を望んでいませんか。大概のコンサルタントは奨学金を含む大学への予算やテスト対策と専門分野を持っています。貴方の助言を必要とする分野を確認する必要があります。

どれだけ素晴らしい経歴のカウンセラーでも、貴方のお子さんを大学へ入学させる事はできません。カウンセラーはお子さんの大学選択や出願書類構成と製作の効果的に助言してくれます。しかし、生徒であるお子さんが最終的には書類をつくります。

貴方の親としての子供に対する期待は必ずしもお子さんの大学への期待と一致しません。子供の"Fit"する大学選択で、親の行って貰いたい大学選択ではありません。お子さんが相談を受ける事を忘れないで下さい。親は支払いをしたら、立ち去る。子供なしで親だけでカウンセラーと相談を行い、子供の意思が全く無視されるケースが見受けられます。

紹介と推薦状を頂きましょう。近所に居るプライベートカウンセラーの場合はお子さんが面会した後に契約をします。履歴、経験、大学入試過程の知識を証明する物等過去2-3年の活動と結果を見せてもらいます。お子さんに信用を得られないカウンセラーからは概念の指導は無理です。

費用と契約期間を考慮します。安過ぎるのも、高すぎるのも問題です。質に見合った料金を注意して考査しましょう。

「保障」を持出すカウンセラーには注意しましょう。カウンセラーが入学を決定するのではありません。お子さんが願書を作り上げる事を忘れないで下さい。

最後に、優れたカウンセラーはお子さんに見合った大学選択の手助けをして、出願書類制作過程を効率的に指導してくれます。エッセイの添削を行うのでは無く、出願書類制作段階にてエッセイ、推薦状、履歴等全てを使い、貴方の資質と魅力を総合的に大学アドミッションオフィサーに対する効果的なプレゼンテーションをお子さんと一緒に作り上げて行く者です。

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