1/25/2012

Retention と Graduation Rate (3 of 3)

最上位にランクされるエリート校は高いRetentionと卒業率を維持しています。しかし、その他の大学のRetentionと卒業率を同じレベルと区分けされるPeer大学と比較しておきましょう。準最上位校の1つのLACでUSNewsでも常に25~50位にランクされ、北東部の優れたLACsの1つとされるHampshire Collegeを見てみましょう。

4年間での卒業率   54.8%
5年間での卒業率   62.7%
6年間での卒業率   64.0%

他の同等にランキングされる大学の卒業率と比較すると非常に見劣りしてしまいます。

St. Olaf                             82.5%
Rhodes College                75.2%
Beloit College                  72.5%
Kalamazoo College          72.0%

Hampshire CollegeのRetention率を見てみると79%です。多くの新入生が翌年に転校しています。その影響が卒業率に響いていて、Retentionの影響後では70%の4年間での卒業率になり他のPeerの大学と差は有りません。この影響を考慮すると、学生への援助や学業は他の同ランクの大学と差は無いように思われますし、卒業率への影響は同じと思われます。なぜ多くの生徒が何処へ転校しているのか調べる必要があります。自分にはその様な可能性が無く同大学が気に入っているなら、他のPeer大学と差が無いと仮定できます。

有名公立大学の1つUniversity of Texas, Austin校の4年間での卒業率は50.9%です。他の有名公立Flag ship大学と差がありません。有名公立の平均と言った方が良いでしょうか。しかし、全ての統計を注意して見てみると、

4年間での卒業率   50.9%
5年間での卒業率   76.3%
6年間での卒業率   80.7%
Retention Rate         91.0%

高い優れたRetention率ですので、卒業率への影響はHampshireのようにありません。しかし、4年間と5年間の差には目を見張るものがあります。4年間で卒業できる学部と5年間必要な学部を調べておくべきでしょう。

単純に統計の数字に限度を引いて比較するのでは無く、全ての統計を総合して考慮して、自分の立場に当てはめて判断する必要があります。大学選択時に忘れないようにして下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿