2/04/2012

名門大学への進学? 納得のゆくSelectiveな大学への進学? (1)

有名名門大学へ進学する必要はあるのでしょうか。少しでも雑誌社によるランキングの高い大学へ進む必要はあるのでしょうか。名門大学は、多くの優秀な有名な教授を抱えています。多くの高校で優秀な成績を取り、高いSATスコアを得た学生を入学させています。この環境下で学ぶ事は、他の大学に進むのと比べると大きな差が生まれてくるのでしょうか。他に比べて優れた教育を受ける事になるのでしょうか。

米国には、知名度では総合大学には欠けますが、Liberal Arts Collegesがあります。全米で、約2%の学生がLACsへ進学しています。少人数制で学部生教育に特化した大学として知られています。雑誌社で常時20位程にランキングされるLACsは、知名度は欠けるけれでも入学査定では有名名門総合大学と同等な難関でもあり、優秀な学生を集め名門大学と呼ばれています。

総合大学にしろLACsにしろ、どの有名名門大学は5万から6万ドルの学費が掛かります。多くの私立名門大学は素晴らしいFinancial Aidsを支給しています。しかし、必ずしも高額の支給があるともかぎりません。殆どの大学の半分は、全額支払っている家庭です。有名な州立大学も州内生でなければ、5万ドルの学費は避けられません。

どの大学の教育、特に学部生の教育が優れているか測るのは非常に難しく、USNews社のランキングや教育の査定に異議を唱えながら、確立された教育の良し悪しを測る方法は高等教育機関でも出てきていません。しかし、名門大学へ進む意義を問う幾つかの興味深い調査は行われており、論文が発表されています。

「納得のゆくSelectiveな大学へ進学すれば、同等な教育を受けられる。」とする考えがありますが、数回にわたって論点と「納得のゆくSelectiveな大学」を紹介します。

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