4/01/2012

Financial Aidが必要な場合の大学選び

前回は、高額な標準授業料の大学へ進学している生徒は9%程と紹介しました。100% meet needのエリート大学へ進学できたなら、大学側の定める家庭の必要援助に差が現れる可能性はありますが、それなりの援助は期待できます。親の失業等と経済的に最悪の事情になった場合は確実に経費全額支給なりの援助をしてもらえます。しかし、これら大学はエリート大学とされ非常に厳しいSelectiveな大学で、全米で数千もある大学で60数校しかありません。

大学の資金繰りで、Reed大学やMuhlenberg大学と名門の一つやUSNews等でも上位50に入る大学でも完全に家庭が必要とする援助額をサポートできていません。これら大学や準名門とされる大学は、限られた資金源からの援助金を供給するのでPreferential Packageとされる、大学が持つ生徒に対する興味度で援助金に差が生まれる度合いがはっきりとしてきます。

現在大学が面しているFinancial AidとPreferential Package、それが貴方に与える影響を簡潔また的確な説明がMuhlenberg大学のHPのThe real deal on financial aidに載っています。是非読んで下さい。

Financial Aid等も担当するカウンセラーは再々GPAの差によって生じるFAの供給レベルを紹介します。4.0に近いGPAの学生が96%のNeed援助を受けて、GPA3.98の学生が82%のNeed援助、そしてGPA3.67の学生は40%でローンとWorkStudyが基本の援助を提示されるなどが一般な例です。GPAが高く標準テストのスコアが高ければ優れたパッケージが受けられるのはどの大学も同じです。

優れたFinancial Aidが必要なら、合格者や新入生の統計値で自分のGPAと標準テストスコアが上位25%に入っている大学を選ぶようにします。その上、何らかの資質が認められればもっと有利になるでしょう。自分が大学の統計値半分以下に位置するならギャップの大きな補助金提示も覚悟する必要があるのではないでしょうか。大学毎の平均FA,その上各大学の家庭の年収毎のFAと最近は詳細に渡る統計が発表されています。それと比較すると、自分の受けたFinancial Aidの良し悪しが調べられます。優れたFinancial Aidを受けている場合はそれだけ大学が貴方を欲している表れです。入学後も何かと大切にして貰えると期待できます。大切にして下さい。

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