8/12/2011

貴方の示す大学への興味

大学に示す興味は、キャンパス訪問でインフォセッションに参加する事からアドミッションの面接の後にお礼の手紙を送る等と色々あります。学校によって比重の度合いに差はありますが、近年多くの大学が査定要素の一つとして使用するとしています。 National Association for College Admission Counselingの調査によると2003年から2006年で重要項目と回答した大学が7%から21%と上っています。また2008年には20%の大学は「生徒の示す大学への興味度」はクラスランクと面接よりも大切な項目としています。50%以上の大学は「興味度」を考慮するとしています。

この様なお礼の手紙を大切にする理由は2つの重要な統計の数字、Yield(合格者の入学率)とRetenion(一年生が二年次に戻ってくる割合)に関係するからとされています。入学を本当に望んでいる生徒を合格させる方がYieldへの効果は高く、また在学時の満足度も高いからです。多くの大学は独自の興味度を示すインデックスを作っています。60%以上の「強く誠実な興味を示す」合格者が入学するのに対し、低いインデックスの志願者、典型的な例では滑り止めに使っている、の入学率は13%と非常に低い統計結果が出ています。大学は本当に志望している志願者を選択し、バランスの取れた、予想の出来るEnrollment Managementを行いたいとしています。

面接、大学訪問、大学フェアー、大学アドミッションオフィサーの高校訪問での面会、イベントへの参加、Emailの交換等、興味を示す機会は色々あります。しかし、多すぎる接触は必死な願望に写り、少なすぎるのは偽称に写りかねません。バランス良く、意図のはっきりした接触を取る必要があります。全ての機会を有効に使います。大学訪問、インフォメーションセッション、ツアー、面接、カレッジフェアー、アドミッションオフィサーの高校訪問。出来る限りこれ等のイベントに参加して大学に対する興味を示しましょう。

しかし、査定における「興味度」に対する重要度は大学によって差があります。Highly Competitiveな大学によっては、Ivy Leagueや上位10のLACs等、Yieldには余り影響が無いので使用しないと言っています。しかし、Ivy Leagueの大学や上位LACsでも全体のツアー、専攻別のツアーやインフォセッションへ参加する度に名前と住所の記入を求める学校もあります。また、全ての生徒による接触とイベントの参加の記録を取っていると明示している学校もあります。「興味度」を重要な項目としている大学に集中しましょう。そして、必ず参加の度に名前を名簿に登録して下さい。

最後に、最近は多くの親が大学進学へ関わっているのは大学も承知しています。しかし、親による接触は考慮しません。むしろ、親に押付けられて志願する学生を避けたがります。また、Email等での質問は、ウェブやカタログに回答が載っているような事は必ず避けて下さい。自分の興味や大学への期待に関連して意味のある質問をしましょう。

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