5/22/2011

Average Freshman Retention Rate と 4-Year Graduation Rate

ここに紹介するFreshman Retention Rate は、各大学の1年生が翌年戻ってくる割合です。これは興味ある統計です。なぜ、戻ってこない学生がいるのでしょうか。成績が悪い、資金が足りない、家族の問題等いろいろな原因があるでしょう。平均3人中1人が戻らなくなると言われていますが、多くのトップ大学は高い割合です。幾つかの大学は、学生へのサポートを充実させ、Financial Aidの維持等と在学し易い様に注意を図っています。また、学生の持っている入学前の期待と入学後と差が無いと言えるでしょう。

上位校に転校を考えている方も多くいますが、この割合の高い大学は生徒を失わない為転入生の枠が少ないので競争率が高くなるので注意しましょう。

もう一つ紹介したいのは、4 year graduation rate 4年で卒業する割合です。授業料が高額な為、非常に気になります。この他に6年で卒業する割合の統計も出ています。Financial Aidも普通4年で出なくなりますので、注意する必要があるでしょう。

Retention RateとGraduation Rateが低い大学には、アドミッションオフィサー等に原因を尋ねてみましょう。例えば、利口で勉強をする学生(intelligent)が集まるといわれている名門大学Reed Collegeは89%のRetention Rate、57%のGraduation rateと他の名門に比べると低めです。原因を尋ね自分に関係する事か考慮しましょう。他所と比べるとTransfer入学し易いとも言えますが...

どちらも大学選択の時チェックするべき項目です。参考にして下さい。

Average freshman retention rate : 総合大学
Average freshman retention rate : リベラルアーツカレッジ(LAC)
4-Year Graduation Rate : 4年間での卒業率

1 件のコメント:

  1. この様な統計数字をどこから拾って来たら良いのかということについて、一言だけ。

    各大学はCommon Data Setという大学の概要を示すデーターを毎年公表しています。Googleで大学名とCommon Data Setとをキーにして検索すると、過去からのデーターが閲覧出来ます。この中には、上に挙げられたデーター以外にもAdmission DataやAdmission Decisionの際に重視する項目等も書かれていて出願時に非常に有用な情報を提供してくれます。

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