7/01/2011

大学難易度 Selectivity とは

毎年春になると新聞や雑誌は大学の合格率が下がったニュースで賑います。過剰に心配したりしていませんか。難易度の高い難関大学の幾つかを志願大学のリストに入れるか迷っていますか。高校のガイダンスカウンセラーは自分の学力を考慮して難易度の高い大学、合った大学、少し低めの大学と幅広い選択を薦めます。難易度、Selectivityとは何なのでしょう。

大学のSelectivityとは一般には合格率、志願者と合格者の比率をいいます。例えば30%の出願者が合格したとという割合いです。割合が低ければ難易度が高く、難関と言います。毎年出願者の数と合格者の枠が変わるため、Selectivityの度合いも変わります。この合格率にSATの合格者の平均点の高さとGPAの高さや高校の成績上位10%の割合い等を含めて調整した指標を使ってSelectivityとしている人達もいます。

一般に大学の難易度Selectivityを話す時は、普通3人に1人以下の合格率である難関大学の事を指しています。全米に約2千の大学がありますが、極少数の約50強の大学しか毎年30%以下の合格率を保持していません。Common Applicationや人気度で最近は競争率が激しくなってきています。多くの大学は、志願者全員を合格にしませんからSelectiveです。しかし、実際は殆どの大学は半数以上の志願者を合格にします。the National Association of College Admissions Counselorsによると2009年の全米4年生大学の平均合格率は約67%です。よって多くの大学での合格率は低くありません。

Selectivityは志願者次第でも変わります。もし受験者の高校の成績とテストのスコアが昨年大学に合格した志願者の平均値を切るなら、その大学はその受験者にとっては合格するのがさらに難しいくなりますのでよりSelectiveな事になります。さらに、入学してからも、授業も周りの生徒の学力が勝るので難しく思えるでしょう。その様な大学は向いていないとも言えます。志願者にとってどれだけ大学がSelectiveか知る手段は、GPAやテストのスコア等を昨年の合格者の統計と比較します。この統計は、College BoardやUS Newsのサイトで簡単に入手できます。大学のウェブサイトでも細かな統計が入手できます。

多くの生徒は、大学への出願は、多くの不合格を受け取るものと信じています。もし、Highly Selectiveな大学ばかりに志願をしているなら其の通りでしょう。しかし、計画を立てて学力以外で"Fit"した若干低めのSelectiveな大学を上手く混ぜた幾つかの志願校を決めれば素晴らしい結果になる筈です。

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